小学生サッカー講座~どうして本気になってくれないのか?

少年サッカー講座:ユニフォーム作成のゴレイロ

前回は、子供たちに興味を持たせる工夫についてお話ししました。今回も引き続き小学生サッカー講座をひらきたいと思います。

「サッカーに興味を持たせることには成功したけど、本気になってくれない」「サッカー好きだけど、別に上手くならないでいいという気持ちが伝わってくる」なかにはこのように思っている方もいらっしゃると思います。

たしかに、興味を持たせることに成功して、練習には積極的に参加してくれるようにはなったけど、練習に対する本気が伝わってこない。このような経験は結構お聞きします。では、どうやったら、子供たちはサッカーに対して本気になってくれるのでしょうか?今回はそんな疑問に答えていきたいと思います。

まず、子供たちが本気になってくれない原因として、サッカーを上手くなろうとする気持ちが少ないことが考えられます。上手くなりたいという気持ちがないわけではないです。弱いのです。また、気持ちが弱い原因は、1人1人異なると思います。

1つ目として考えられるのは、勝ち負けにあまりこだわっていないからです。その子自身がまだ勝たなくてもいいとどこかで思っているからこそ、今やっている練習に本気でやろうと思わないのです。

2つ目は、その練習の重要性を理解していないからです。その子の中に、練習の目的がないために、試合を想定できていないために、練習の本気度が小さいのです。

3つ目は、練習を無意味だと思っているからだと思います。これは、練習ができていると感じているのか、面白くないと感じてやっているからだと思われます。

最後に考えられるのは、他の子も本気でやっていないからやらないという原因だと思います。この場合は、全員を本気にさせようと思うのではなくて、1人ずつ気持ちを変えさせる必要性があります。

では、このような原因を解消するためにどのような改善案があるのか?目の前の人に絶対負けないことを意識させる!まず、勝ち負けを経験させましょう。

人は負けたら、絶対悔しいと思うはずです。ただ、チームであったり、練習で勝ち負けというのは意識しにくいのかもしれません。したがって、対人プレーを練習に入れてみるのもいいかもしれません。そのときに「絶対に目の前の相手には負けるな」と一言あるだけ、勝ち負けの重要性を理解するでしょう。

いかがでしょうか?次回も、引き続き、選手を本気にさせる改善案をご紹介したいと思います。

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