サッカーチームのサードユニフォームって?

欧州サッカーなどの試合を見ていると時々、ホーム用でもアウェイ用でもないユニフォームを着て試合をしているチームを見ることがあります。これは多くの有名クラブチームでサード(3rd)ユニフォームという第三のユニフォームが存在するからです。

通常は、ホーム用ユニフォーム、アウェイ用ユニフォームの2パターンがあれば良いことになっていますが、では何故第三のユニフォームが必要かというと、アウェイユニフォームがホームチームのユニフォームと色が似通っていて、審判の識別が難しくなるような場合に着用します。つまりアウェイユニフォームの予備といった感じです。ですので滅多に着る機会が無いとも言えます。

しかし有名クラブではユニフォームの商業的価値が大きいため、レプリカユニフォームの販売がチームの収入に関わってくるため、そういった面でも3rdユニフォームを作成させるメリットがあります。近年ではリーグ戦用とチャンピオンズリーグ用、親善試合などそれぞれ別のユニフォームを作成し1シーズンに複数の新ユニフォームを発表することも珍しくありません。いかにレプリカユニフォームがチームの収入源として大切なものなのかを表しています。

また、3rdユニフォームといえばホーム・アウェイユニフォームにはない、奇抜なデザインやチームカラーと関係のない配色などを使用して作成されることが多く、その珍しさや斬新さでホーム・アウェイ用のユニフォームより人気が出ることもしばしばあるようです。

画像のユニフォームは2014-2015シーズン ファッションデザイナー「ヨウジヤマモト」がデザインして話題になったレアル・マドリードのサードユニフォームです。

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