Jリーグの歴史について

Jリーグの歴史について

日本のサッカーと言えば、日本人選手を集めて国同士で対戦をするためのチームである日本代表もありますが、国内のサッカーリーグである「Jリーグ」もありますよね。そこで「Jリーグ」のこれまでの歴史についてお話しします。

実はJリーグの歴史は意外と浅く、Jリーグ設立は1991年11月1日でした。そして、初めてJリーグの試合が行われたのが1993年5月15日。日本プロ野球の開始年が1936年なので、その差は歴然です。Jリーグ開幕戦はヴェルディ川崎と横浜マリノスの一戦でした。試合は横浜マリノスの勝利。Jリーグ1得点目を決めたマイヤーのゴールは今でもテレビ等でよく目にすることだと思います。

Jリーグ開幕当初はルール面で世界のリーグとは大きく異なっていました。その一つが「延長Vゴール制」と「PK戦」です。通常、前後半45分で試合が終わりますが、同点だった場合は延長戦やPK戦を行って必ず試合に決着をつけようとしました。これは勝敗をきっちりと決めることでファンの獲得を狙うために採用されました。この延長Vゴール制に関しても現在の延長戦の形式とは異なっていて、延長前後半15分の中でどちらかにゴールが入ったら勝敗が決定するというルールでした。

また、発足当時は10クラブだったためホームとアウェーの1試合ずつ行い、それを2度行う「2ステージ制」を採用していました。つまり、同じチームと年間で4回し合いをしていたのです。クラブの数も徐々に増えていき、2年目には12クラブ、3年目には14クラブ、4年目には16クラブ、そして現在は56クラブとなっています。

Jリーグ開幕から7年目にJ2が誕生し、2014年にはJリーグの3部リーグに当たるJ3が誕生しました。
J3では、当初の2年は「Jリーグアンダー22選抜」と称された22歳以下を集めたチームや、2016年からはJ1やJ2の若手主体のチームが3クラブ参戦するなど、J1、J2とは一線を画した取り組みも盛んに行われています。

これらのように2016年で23年となったJリーグには深い歴史があるのです。これからも日本サッカーを牽引していく国内リーグであるJリーグから目が離せません。

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