サッカーにおけるワールドカップとオリンピックの違い
サッカーの国際的な大会といえば、思いつくのは「ワールドカップ」と「オリンピック」であると思います。しかし、何がどう違うのか、どちらの方が重要な大会なのかよくわからないと言う方も多いことでしょう。これらの違いについて、男子サッカー、女子サッカーの両面から説明していきますね。
男子サッカー
男子サッカーの場合はやはりサールドカップが最高峰な大会に位置付けられています。ワールドカップ自体は世界中でのテレビ視聴数でもオリンピック全体の視聴数を圧倒していますし、世界最大のスポーツの祭典であると言えるでしょう。また、オリンピックは出場選手に年齢制限があり23歳以下の出場のみとなっています。年齢制限のないワールドカップに比べれば実力のある選手も出ません。
しかし、オーバーエイジ枠という23歳以上の選手でも出場できる枠が3人分あり、これを利用してリオオリンピックではブラジルのネイマール選手が出場するなど話題を集めました。次の東京オリンピックでも日本代表にはヨーロッパで活躍するような選手がこのオーバーエイジ枠で出場するかもしれませんね。
女子サッカー
女子サッカーは男子サッカーとは真逆で、ワールドカップよりオリンピックが最高峰の大会として位置付けられています。その理由としてはオリンピックの方が人々の注目が集めやすい事があります。
男子サッカーはワールドカップにスポンサーもたくさん付きますし、それゆえに参加国も多いですが、女子サッカーのワールドカップは注目を集めづらいのでスポンサーもオリンピックに比べるとつかないですし、開催期間も限られているので結局オリンピックが最高峰であるのです。
なでしこJAPANがワールドカップに優勝したのもまだ記憶に新しい事だと思いますが、日本ではワールドカップに大きく注目が集まりましたし、これからオリンピックよりワールドカップの方が位置付けとして高くなる日が来るかもしれませんね。
これらのように男子サッカーと女子サッカーではオリンピックとワールドカップの位置付けが全く違っています。複雑ですが知っておくとさらにサッカーを見る上で理解しやすくなると思います。